東京から2時間で行ける！穴場の秘湯、福島県・高湯温泉！

東京駅から新幹線に乗り一時間半で福島駅へ。そこから車で40分ほどで訪れる事の出来る福島県・高湯温泉。

高湯温泉？初めて耳にする方もいらっしゃるのではないでしょうか？私も今回初めて訪れましたが、こんな素晴らしいところがあったなんて・・・！！！とワクワクしっぱなしでした。

それでは、高湯温泉についてご紹介していきましょう！

福島市西部にある吾妻山中腹に位置する高湯温泉の開湯は江戸時代で、400年以上もの歴史のある温泉です。そして何と！地域にある全ての温泉浴槽が”100％源泉かけ流し”という贅沢すぎる温泉地なんです！！！

加水・加温はもちろんのこと、機械を使った汲み上げもしていないというから驚き！開湯当時からずーーーっと変わらず、豊富な湯量と徹底した温度管理を守り続けているのです。ここまで純粋なかけ流しをしている温泉地は全国的にみても大変珍しいとのことです。

高湯温泉には自然湧出の源泉が10箇所あり（上記写真は、源泉：高湯26番　滝の湯）、各浴槽まで湯樋を経て分湯箱に繋がり、それぞれの旅館や共同浴場へ運ばれます。

自然に湧き出た源泉をただただ流して運んでいるわけではないんです！

分湯箱の中で湯桶の蓋の開閉や、レンガを使用した湯もみで浴槽内へ適温となるように調整されています。自然の気候に合わせて調整される絶妙な湯加減は、「湯番」と呼ばれる方々がこまめに温泉管理をされているから。素晴らしいですね・・・。

高湯温泉に降り立ってすぐに感じた硫化水素臭！うわっ！温泉きたぞー！って（笑）でも、このような注意書きもあります・・・。

《 泉 質 》
酸性・含硫黄（硫化水素型）
－アルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉（硫黄泉）
（低張性－酸性－高温泉）
＜温度＞42℃〜51℃

《 効 用 》
高血圧症、動脈硬化症、末梢循環障害、リウマチ、糖尿病、慢性中毒症、にきび、しもやけ、やけど、切きず、婦人病、不妊症、水虫、あせも、胃腸病、神経痛、慢性湿疹、便秘、脱肛、皮フ病、手足多汗症、アトピー性皮膚炎（高湯温泉ホームページより引用）

先程ご紹介した源泉の写真をご覧いただくと、透明ですよね。でも、これが空気に触れると乳白色に変わるのです。

高湯温泉のお湯のチカラが分かる実験を見せていただきました！ヨウ素をたっぷりと入れたお水に、高湯温泉の源泉を注ぐとあっという間に透明に！！！これホントびっくりしました！

それだけ還元力が高い（二酸化硫黄の還元反応）ということです。と同時に温泉成分が濃いということ。

また抗酸化作用が高く、天然の石鹸の役割を果たすと言われているだけあって、40代からのBeautyポイントとしては見逃せないポイント・・・。

でも、高湯での入浴ポイントは長湯をしないこと。また湯上り後１５分以内にはクリームや乳液などで保湿することが重要なのです。

せっかく温泉に来たんだからと、欲張って入りたくなる気持ちもありますが、長湯したり、何度も入りすぎたりせず、様子を見ながら入浴を楽しんで下さいね。

今回は高湯温泉についてご紹介しました。次回は高湯温泉にある温泉旅館についてご紹介します！

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≪高湯温泉観光協会 高湯温泉旅館協同組合≫
住所 〒960-2261 福島県福島市町庭坂字高湯25番地
TEL 024-591-1125
FAX 024-591-1136
公式ホームページ：http://www.naf.co.jp/azumatakayu/